| 2 page ： シャーシ裏側とサスペンション | |
| 3 page ： エンジンとダッシュボード | |
| 4 page ： インテリア | |
| 5 page ： ベア･シャーシ | |
| 6 page ： ドア･ハンドルとフロント・グリル | |
| 7 page ： ドアと ウィンドウ | |
| 8 page ： ヘッドライトと4連補助ライト | |
| 9 page ： 外装 | |
| 10 page ： 外装（２） | |
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| ＜2002年 11月＞ | |
| ２００２年の１月から作り始めましたが、途中で三ヶ月ほどブランクがありましたので実際の作業は半年ちょっとでしょうか。インテリアとエンジン・ルームまでは出来ており、現在
ボディの色塗りとクリアー掛けまでが終わったところ。研ぎ出しはまだです。 古いキットですが、１／２４のミニとしては、衆目の一致する決定版でしょう。 ぼくとしては、初めてのドア開閉にトライしてみました。エッチング・ソーで、ドアを窓枠も含めて切り取り、ヒンジは洋白でサンドイッチ式に自作して半田付けしたあと、形を整えます。ヒンジの芯棒は０．５mmの真鍮棒を使い、ペンチで端をぎゅっとつぶしてから、リューターで馴らすとそのまま固定されて抜け落ちるようなことはありません（多分）。 ヒンジのボディ固定方法は、リペアが効き位置決めもし易い（さ）師匠直伝の隠し技を使ってあります。 今回の製作のポイントとしては、① ディテイルは省略しない。 ② ラリー車だけど、ボディは汚しをしない。綺麗に仕上げる。インテリアは軽く汚して少し使い込んだ感じで。 ③ 装備はごてごてで、模型映えのする仕様にする。 |
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 まずは、エンジン･ルームから。実車の写真を見ると、赤い二つのラッパ（ホーン･クラクション）が目に付きますが、キットには付いていないので、自作することにしました。二種類の径のプラの丸棒を使います。太い方のプラスチックの丸棒の中心に穴を空け、そこに細い方の丸棒を突っ込んで、「プラリペア」で固定します。その後は、ラッパの口をピンバイスで掘ってから、リューターで注意深く形を整えれば、出来上がり。 |
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 続いてインテリアです。ハンドルのハブの回りはフューエラー・キャップのエッチング、センターはアベールの1mm高のアルファベット・エッチングを透明エポキシで埋め込んだものです。スポークは確かアルピーヌ用のスポークを一本づつばらして、隙間にはRに切ったアルミ板を挟み込みました。 １７７は屋根の上に付くゼッケン、洋白薄板の3本の取り付けステーが裏に付いている為、表に見える丸いのはそのステー固定用のボルトとワッシャーです。 |
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 キーがふたつ ついてるキー・ホルダーは、丁度1967年の時の写真があったもんで、0.1mm厚のアルミ薄板と0.1mmの鋼線でそれと同じに作りました。キー自体はディテール・マスターズのエッチングです。キー・ホルダーと一緒に写ってる黒の四角い枠はダッシュボードの上に付く カード・ホルダーみたいなもの（なんだか分からないが、実写の写真にはある）、0.5mmのプラ角棒などで作り、カードが挟めるように溝も掘ってあるのですが、小さすぎるのと真っ黒なので肉眼では見えません。 |
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確か、43分の一のフル・ディテイル・モデルの作り手のゴッフェルトという人が、「虫眼鏡は使いません。一度使い始めるとそれ無しでは作業が出来なくなってしまうし、モデルとして肉眼での生の感覚のバランスを失ってしまいますから」とかいうようなことを言っていたと、記憶してますが、その意味が最近よく分かります。 |
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