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PORSCHE ３５６A SPEEDSTER 1955 |
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| 当初スピードスターは1.5リッターモデルでしたが、356Aの登場と共に、1582cc. 1.6リッター・モデルに変更されます。パワーは60hp.と75hp.のふたつのヴァージョン（1600と1600S）がありました。またこれとは別に他の356モデルと同じく、フラット4‐カム・エンジンを搭載した『カレラ』ヴァージョンも存在します。これはなかなか気難しい性格だったとのこと。 | |
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| スピードスターは1959年に『コンヴァーチブルD』と呼ばれるモデルに引き継がれます。居住性を向上させ、ウィンドウ・フレームのラインが若干高めに、また角張ったものに変更されました。これによってスピードスターの独特な低いフォルムは姿を消しますが、やはり（かっこいいけど）実用性には少々問題があったのでしょうか。当初、フェリー･ポルシェはスピードスターの販売に確信が持てなかった部分もあるみたいですが、結局4年間の間に4,854台のスピードスターが生産されました。コンヴァーチブルDは、356Bの登場に伴い、名称を 『ロードスター』と変更されて生産が続けられます。 | |
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| ル･フェニックスのこのキットは、“356 SPEEDSTER 1955”と銘打たれていますが、正確には、1955年に生産開始された1956年型の356A
スピードスターのモデル、ということになると思います。プリA スピードスターに比べ、356A
スピードスターの外見上の特徴は（エンジンは1.5から1.6になりましたが）、ダッシュボード、ドライバー正面の三つのメーターが大型同径山形に配置されている点にあります（次のページの写真をご覧下さい）。また、次の年の1957年型以降になると、テール･ライトが二つの丸型ではなく、ひとつの雨滴型に変更されます。またこのキットは、バーのあるダブル･バンパーではない為、アメリカ仕様ではありません。 かなり細かい話になりましたが、356は一番好きなクルマのひとつなもので、ついオタク的な話題になってしまいます。今年中には、フジミの1/24 エンスー・シリーズの356を一辺に三台、製作開始する計画を立てています。356Aのスピードスターと、356Bのロードスター、それに356A ノーマルのシャシー・モデルです。今から楽しみです。 |
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| もう一台の ３５６ を見る → PORSCHE ３５６A COUPE ("My Collection Gallery", 1/43, BOSICA) |
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