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Maserati Tipo61 Birdcage Le Mans 1960 |
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| Tipo61のレジンキットは、確かSHMR からも最近（数年前ですが）出たものがあり、これも悪くないようですが、オーストラリアの新興メーカー、サザンクロス・ミニチュアズの第一作目であるこちらの方が、キットの状態では少し上でしょう（両方とも作ったことが無く、キットの状態で見たことしかありませんので、作り勝手とかは分かりません）。清潔なレジンのモールドの抜きや、スペースフレームのエッチング･パーツ、精密な部品など、非常に好感の持てるキットです。1960年のルマンでこのモデルのライバルであったジャンドビアンとポール・フレール組のFERRARI 250TRの製作者である大阪、Romu Factoryの田辺さんに頼んで製作してもらいました。 | ||||
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| このモデルは、ぼくのイメージ通りの仕上がりです。清潔で精密な工作が白のボディに良く映えます。ドライバーズ･シート周りのピン打ちや、ラインのシャープで自然な筋彫り、丸見えのため手を入れてもらったダッシュボード裏のパイピングなどを眺めていると、ウットリきてしまいます。お話を聞いてみたら、やはり大きなウィンドウ･スクリーンの取り付けに苦労されたみたいで、なかなか良く合わなかったとか。一番上の写真でボディとウィンドウとの段差が出てきてしまったのを見ることができます。拡大写真だと当然よく分かりますが、元の大きさのモデルだとそれほど目立ちません。 | ||||
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