| ⇒ 次のページへ | |
|
Mercedes-Benz AMG CLK-GTR |
|
 |
|
| 60年代までが専門（しかも一番好きなのが戦前の車）のぼくが、何故 最新の GT
スポーツカーを作ったのか？それはこの車があまりにもカッコよすぎたからです。正にメルセデスというスタイリングでありながら、地を這う獣のように獰猛な面構え、痩せぎすながらも筋肉質な狼、それでいて地球と環境に優しくエアバックを装着するなど安全性と、静かな車という社会性を追及するという設計思想（笑−だけどホントみたい）、でも怒ると恐いぞ凄いぞ〜、という昔の犬神明みたいなクルマ。おまけにシルバーアローのカラーリングとボディを飾るこのスタイリッシュなイラストがなんと模型ばえがすることか！ このキットを作った人は、みんなこう思ったんだろうなあ。 |
|
 |
|
| 1996年いっぱいで消滅した ITC （国際ツーリングカー選手権）の後を受け、1997年から始まることになったFIA-GTA選手権への参戦をメルセデスとAMGが決定したとき、最初のレースが始まるまでの時間はあと4ヶ月しか残されていませんでした。この メルセデス AMG CLK-GTR は、なんと 128日間という超短期間で カーボンファイバー・コンポジット・モノコックにロールケージを組み合わせ、エンジンは600馬力以上を発揮する 5987cc.の V12をミッドシップに載せて、完成しました。ちなみにこのクルマは、ロードカーの メルセデス CLK の発展型として、GTカーレース専用車として開発されたものなどでは勿論ありません。取り敢えず面構えをメルセデスCLKに似せて作ってみよう、ということで名前もCLK-GTRと名付けられたのみの話です。 | |
 |
|
| ｢このクルマは何だ〜！｣と、圧倒的なスタイリングで話題をさらったメルセデス CLK-GTRは、外づらのかっこ良さだけではなく、圧倒的な強さで、3台のマシンにより、1997年 第一回 FIA GT選手権 全11戦中６勝を記録し、ドライバー、チームともにチャンピオンシップを獲得しました。このセミヌードの男性と女性のスタイリッシュなイラストが描かれた12号車は、第4戦のニュルブルクリンクから参戦し、第6戦の A1リンクで優勝、第7戦の鈴鹿サーキットでも2位を獲得するなどチームの優勝にも大きく貢献しました。ちなみに鈴鹿での優勝車は同じく CLK-GTR の10号車（Ｄ２）でした。 | |
 |
|
| ↑ クォーター･ウィンドウの内側はエアインテークになっています。リアサイドウィンドウは塩ビ板に取替え、00番の虫ピンで固定してあります。これはもはやウィンドウシールドではなくて、導風板ですね。カウルの縁、男性の右目の下と口のところがちょっと剥がれてしまいました。これは、研ぎ出しのやり過ぎで削ったのではなく、デカールを貼るときにちょっとまずった為です。 | |
| ⇒ 次のページへ | |
| 1/43 の CLK-GTR を見る。 → Mercedes AMG CLK-GTR Sportswear (BBR, 1/43) |
|
 Galleryへもどる Entrance |
