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Ferrari 250P 1963 Le Mans Winner |
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| このモデルは、フィーリング43のキットのメーカー・ビルドによる完成品です。つまりキットの素組み状態でこの完成度。 フィーリング43は、主にクラシック・フェラーリのモデルを中心に、このような素晴らしい完成度のフルディテイル･モデルを、年一、二作発表しているフランスのメーカーです。ボディはレジンですが、金属の粉が混入した、収縮が少ないという黒色の特殊レジンを使用しているのが特色です。スペースフレームは、ロストワックスで再現しています。 |
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| 1/43のサイズでシャシーをここまで再現し、しかもドアを含め全てをフル開閉にして値段をある程度に抑えるというのは、生易しいことではありません（それでも、キットの値段が一般のメーカー･ビルドの完成品と同じくらいには、なってしまいますが）。素材の厚みもあり、まあ、はっきり言って無理がある試みです。このモデルも閉状態では、ドアの隙間がかなり目立ちますし、エンジン･フードは革のストラップが邪魔してぴたっと閉めることが出来ません。全てのドア、フードを開状態にしてのディスプレイ、と言うのが基本になります。 ぼくももう何年か腕を磨いたあと、フィーリング43のキットを、全てのチリがぴたっと合う完成品に仕上げる、というのが目標のひとつです。 |
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| それにしてもすごいディテイルの再現度。鋼管 スペース・フレームにミッドシップで搭載された3リッター V12のパワーユニットの構造がよく分かります。 | |
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| ゲートの刻まれたプレートに突き刺さるシフトレバーに、フェラーリの大型球形アルミ削り出しノブが眩しいです。ゴーグルのついたレーシング・ヘルメットが助手席に置かれ、遊び心をくすぐります。 | |
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