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Bugatti T50 Jean Bugatti 1933 |
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| このモデルはフランスのレジン完成品専門メーカー（キットは出していません）、HECOのカロジェ・シリーズのひとつです。著名なカロジェ（カロッツェリア＝コーチビルダー）のボディを懸架した代表的な車種をモデル化しているこのシリーズは、木製のディスプレイ台をシリーズ共通の特色としているようです。 ブガッティ社の創立者であるエットーレの早逝した息子、ジャン(1909-39)のデザインによるこの T50は、なんとも美しいプロフィレ（横顔）を持っています。極端な急角度に寝かされたフロント･ウィンドウ･スクリーンと、その線に対称を成す大きく伸びやかなフロント･フェンダー・ライン、大きなラウンドを描くツー･トーンの強烈なカラーシェイドは、軽やか且つ スポーティで、ボディラインと相まってまさにエレガントそのもの。 |
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| でもこのクルマは、写真を撮るのがなかなか難しい。モデルで見るとそのシェイプに惚れ惚れするのですが、いざ写真を撮って見ると、ちょっと角度が狂うと絵にならないのですね。横顔美人とでも言いましょうか。実物は見たことが無いので、よく分かりませんが。。。ここで紹介した写真は、結構絵になっているでしょう。30枚くらいは撮りましたから。 | |
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| このブガッティ・タイプ50は、タイプ46の後を継ぐ大型で豪華なグラン･スポール･モデルのツーリングカーとして1930年に発表されました。タイプ41 ロワイヤルを別にすれば、ブガッティとしては当時、最高のラグジュアリーカーのモデルになります。ホイールベースは 3.1mまたは、3.5m、スーパーチャージャー付き 4972cc.のエンジンは完全な新設計のもので、ブガッティとしては初めて、90度の挟角を持つふたつのバルブを配したツイン･オーバーヘッド･カムシャフトとなります。それまでブガッティ･エンジンの特徴であった垂直のバルブ配置と長方形のシリンダーブロックが終わりを告げ、この新デザインのエンジンはタイプ51へと受け継がれていきます。 | |
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