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Voisin C20 12 Cylinders 1930 |
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| ヴォアザンは、自動車史の初期にエアロダイナミック・スタイルを導入したことで有名ですが、ファクトリー・ビルトのボディは、総アルミ素材を使った垂直に切り立つ真四角のコーチ･ボックスが特徴となっています。豪華で贅沢、1930年代当時、すでに時代錯誤的な造りだったみたいですが、そのシェイプは何とも言えずエレガントで、当時のアール・デコの影響が深く感じられます。ヴォアザンは飛行機産業での経験を基に、自動車エンジンやボディのの軽量化に先鞭をつけ、アルミやジュラルミンなどの軽合金を積極的に用いています。 東京の『メイクアップ』さんで、このモデルを手に入れたのですが、一目惚れでした。このモデルには、『12気筒 1930年』という車名しか入っていませんが、 メイクアップさんのホームページ解説によると 『タイプ C20』、1929年にフランス初のV型12気筒エンジン搭載市販車として登場した“C17/C18”というモデルのバリエーション・タイプだそうです。当時まだ12気筒は非常に珍しく、最先端テクノロジーのパワーユニットでした。 |
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| C.C.C.のメイカー･ビルドであるこのモデルは、とても美しい出来です。黒の塗装がシックで、ボンネットを開けるとエンジンもなかなか細かく再現されています。C.C.C.のキットは、レジン・ボディですが、パーツ類はホワイト･メタルが多く使われています。ラジエター上のバード･マスコットは取り外して分解し、サイド下側のモールや、踏み板のエッチングと一緒に、ペーパーやコンパウンドでピカピカに磨き上げてあげました。これだけで、全体の印象が一段と華麗になります。 | |
| （2005年 2月13日 改稿） | |
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