|
Ferrari 410 Super America 1956 |
|
 |
|
| フェラーリは戦後まもなくの頃から、裕福なアメリカ市場に大きな関心を持っていました。車名にも 『アメリカ』 や 『カリフォルニア』 というモデル名を付けているほどです。このモデルは、３４０/３４２/３７５ アメリカ の発展型として、1956年に発表されたスーパーアメリカのシリーズ１で、16台が生産されたとのことです。以下、スーパーアメリカ（SA）は、1959年のシリーズ3 まで、6台（シリーズ２）、12台が生産されました。エンジンは、V12 SOHC で、4963cc.。”410”の名は、410 cc. × 12気筒 ≒ 4963cc. から取られたみたいです。 | |
 |
|
 |
|
| MR Collection は、BBR の兄弟メーカーです。BBR のマネージャーの弟さんがやっているとか。いろいろBBRの協力を得ているみたいで、完成品の美しい塗装と仕上がりは、正にBBRのものです。フル・オープン、フル・ディテイルのシリーズでファンから大きな喜びを持って迎えられました。このモデルがそのシリーズの第一作目だと思います。メタリック・マルーンの塗装も非常に美しいモデルで、その年、ヨーロッパでは確か”Model of The Year”を受賞したと記憶しています。 | |
 |
|
 |
|
| ボンネット、ドア、トランクは、オープンの状態で固定されています（閉めることが出来ません）。開閉式のモデルも大体オープンした状態でディスプレイするのが普通なので同じこと、その分、プライスが安くなった方がファンのため、というコンセプトでしょう。エンジン周りなどは、上の写真でも分かるように、パイピングなどもかなり見栄えのするところまで、作り込まれていますが、部品構成などはなるべく簡素化しており、実際、開閉式のフル･ディテイル・モデルに比べると 何分の一の価格に抑えられています。 | |
| もうひとつの４１０スーパーアメリカ → Ferrari 410 Super America 1956 tel 0761 Dr. Wax (MR Collection, 1/43) |
|
. Gallery へもどる Entrance |
