| AC SHELBY COBRA 427 Street 1965 Make-Up Superior Model, 1/43, Metal by One Man Factory 2/2 page |
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| “One Man Factory”とは、ドイツのフル・ディテイル・スペシャルカー・モデラー、クラウス・ゴッフェルト氏のブランド名。既存のプロポーション･モデルのボンネット、ドア、トランクなどを開閉式に改造し、エンジンなどの中身を全て自作して超精密モデルを作り上げる、というやり方は、この方が最初に始めたのではないでしょうか。 メイクアップさんのコブラは、同社のスーペリアー・モデルの確か第一作目で、もともとが全て開閉式、ホワイトメタルにエッチング、引き物など部品数 数百点の超精密モデルです。残念ながら現在は絶版ですが、43のフル･ディテイル・キットとしては日本で初めて（今現在も他の現役も無いですね）、また国際的にも評価されたとても豪華なキットです。 |
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| ゴッフェルト氏は、このキットをかなり気に入ったようで、大小いろいろな改造を施して数多くの作品をモノにしています。このモデルは、内装や一部ディテイルの自作を除き、ストリート･ヴァージョンとしてキットをほぼそのまま生かした作品になっています。 元のキットは、さすがに作るのにある程度のテクニックを必要としますが、各部の合いなどは元よりかなり良く出来ているようなので、このモデルの開閉部のチリもかなりぴちっと合います。しかし、右のドアがほんのちょっとだけ浮いてしまいますね。 |
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| この美しいモデルで、一番残念なのが、ウィンドウ･フレームの接着角度が、少し立ち過ぎていると思われるところ。折角の全体のフォルムを壊している感じですが、指で曲げようとしたりすると、塗装が剥がれてしまう恐れがありそうで、怖くて手を出せません。それと右側のリア・タイヤが経年変化で割れてしまいました。残念です。 | ||
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| ゴッフェルト氏は、インテリアに薄く削いだ革を使うのが好きなようで、写真のように中々味のある仕上がりになっています。赤いボディにクリームのインテリアというコントラストが、また何とも言えません。 | ||
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